当園ではネクタリンを主に果樹栽培をしております。

　ネクタリンは「桃」と「すもも」の掛け合わせにて生まれたもので、「少し酸っぱい桃」「やや硬めで果肉の色が濃い」「皮に毛がなく、皮ごと食べられる」「核と果肉がはがれやすい」などの特徴を有します。この「ネクタリン」と「桃」の掛け合わせた「桃に近い甘めのネクタリン」や「より酸味が強いもの」などの品種も存在し当園でも栽培しています。いずれのネクタリンも適度に熟したものであれば「桃」と「すもも」の中間的な存在であるところを超えて独特の陶酔感や多幸感を得られる果物で、「苺」や「さくらんぼ」に決して劣るものではありません。（※）

　妻の実家がある富山県氷見市に熊無自治会様から格別な御厚意を得て園地を得ることができ、また果樹園栽培開業を指導される専門家の方からの御高配を得ましてここにネクタリンを主軸に果樹園栽培を始めることとなりました。皆様に喜んでいただけるよう精進いたします。

（※）個人の感想です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　園主　​長谷川 謙司　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　​